ルパン三世(2ndシリーズ)

【不】（遠くから走ってくる不二子）たすけてぇー
【次】不二子、どうした！
【不】オバケが、オバケが・・（と言いながら次元に抱きつく）
【次】悪い気持ちじゃねーが、それどころじゃねぇ。ルパンを見なかったか？

【ル】ところで、次元よー。銭形のとっつあんが、邪魔っけでしょうがないんだよねー。どっかにポイッなんてしちゃってくれる？
【次】オーケイ！

【ル】愚か者はこのフタを取ってはならないー？どういうこった？！
【次】ようし、じゃあ俺がフタを取ってやろうか。
【ル】愚か者はダメって書いてある。

【五】ルパン、どうも無計画的過ぎる気がするんだ。
【ル】とりあえず、下調べにいくだけよぉ～。この頃、反対が多すぎんぞォーお前ら。

【次】触れたとたんに手が腐るなんてゴメンだな
【ル】次元なら大概の毒はきかないよぉ～
【次】何？！

【ル】五右ェ門、重しのワイヤーを斬れるか？
【五】な、何だと。
【ル】そいつを斬るんだ。
【五】併し、そんなことをしたらお主が・・・
【ル】・・、となる前に、オレはお主の窓に飛び移るけどな

ごえもーん、まさかお前。もしや、お前。ひょとしてお前ぇー。

銭形の声を聞いたぐらいで、逃げ出すようじゃ、盗みの本質をわかっちゃいないやねー。3、2、1と、ねー。盗みが芸術なのは、技量と度胸が要求されるからよ。

あの弁慶ちゃんよ。モノは相談だけどもさ、次元のマグナムを返してくれたら・・・、オレの拳銃はくれてやるよ。

【ル】はーぁい、とっつあん。
【銭】はーぁい、ルパン。何を言わすんだ？！