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投稿者 ねここ 日時 1999 年 5 月 28 日 00:36:12:
回答先: Re: ルパン三世を実写版でやると・・・ 投稿者 匿名 日時 1999 年 5 月 27 日 11:52:44:
>実写版など誰も望んで無いですよ！
>特に藤原紀香！どの不二子を意識してるか判らん！
いえいえ、そうでもないですよヽ(^o^)/
冗談企画ならともかく、たとえば日テレかよみうりの深夜
枠で飽くまで｢真面目に｣もしくは「原作の雰囲気で」という
ことであれば、少なくとも現在のＴＶＳＰよりは面白い作品
ができるのではないでしょうか？
旧ル(というより最も古いルパン映像化のための)の企画書
には「実写で出来ないことはやらない」「実写でやりたい
がやれないことをやる」ための方法論としてのアニメ化、
であると記されています。
たとえば1話のＦ1カーチェイスや２台のフェラリーを使って
のトリック、２話の白乾児の魔術など、物理的な無理はともかく
ＴＶ番組の実行予算では到底無理な映像プランな訳で、
これをいかにリアリティかつ「驚き」のあるものにしてい
くか、「こいつが利点さ(^ ^;)」ということではないかと
思います。
(実写作品をつくるなら)要は限られた予算の中で、いかに
恥ずかしいものを作らないか、ですからTV予算枠の特撮なぞ
を多用せず、肉体＆ガン・アクションと、ドラマの面白さ、
そして単なる｢物まね芸｣でない俳優さんの演技を見ることが
できれば、私ぁ満足ですけどね(^ｏ＾）
（要するにいつもの５人が必ず出る、という設定だとどうしても、「どの位似ている」部分にのみ興味が行ってしまい「物まね大会」に堕してしまうような気も。そう意味では、「念力珍作戦」ではないけれど、五エ門は出ないとか、ルパン以外のメインキャストは流動的、とかのキャスティングも方法ではあるよね）
リアリティと劇画タッチの絡み合った演出、というとやっぱり
旧日活アクション（鈴木清順監督とか長谷部安春監督とか大和屋竺監督とか）系譜のものを思い浮かべてしまうんですけれどねぇ・・・今なら、また受け入れられる雰囲気が、あるんじゃない？
あ、それとここで言っておきたいのですが（ファンの方
には申し訳ありませんが）脚本の柏原さんは、やっぱり
ルパンを誤解して捉えられているんじゃないでしょうか。
キネ旬での座談会で「ルパンはアメリカ映画」という発
言、私には到底承服しかねるものがあります。
ルパンの基本は、フィルム・ノワール、ヨーロッパ〜日本
経由の暗黒ギャング映画じゃあ、ありませんか？
皆様のご意見をお聞かせ願えますか？