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そうか。やっぱり容量の問題か。
実は、公式サイトのDVD特設BBSに決してそんなには長くはないのですが、書き込みをしたらエラーとなってえらい目にあいました。
インターネットもメールもできなくなって、一からインターネットの設定をやり直したりして。
で、こちらにお邪魔します。ちょっと長くなりますが、ごめんなさい。

やっぱり、今一番気になっているのはルパンの「声」の問題かな。
ルパンは色々な面を持っている複雑なキャラ。
山田康雄さんだからこそなし得た部分が大きいのですよ。「オレは世界一信用のおける泥棒だぜ」という（よく考えたらむちゃくちゃな）台詞をさらりとかわすことのできたのは。
第一次アニメブームの頃からでてきた声優さんとは違って、創成期からのアニメで声をアテてきたのは、舞台で演劇の基礎をしっかり積み重ねてきた劇団の俳優さん達でしたから、正直土台が違いますよね。
演技に幅があります。

だからこそ、未だに「モノまね」にこだわっている栗貫さんには、悪いけど、「ちょっと違うンじゃないだろうか」と思ってしまうわけです。
最初の１、２作はそれでよかったかもしれません。山田さんの急逝という不測の事態にピンチヒッターとして選ばれた、といううちは。
でも、栗貫さんが正式にルパンという看板をしょって立つようになった以上、もはやモノまねでは許されないと思います。ルパンとして演技してもらわなければならないのです。

しかし、モノまねにこだわって、似せよう、似せようとするあまり、演技に幅がない。一本調子のトーンになる。声にはりがない。というよりツヤがない。緩急がない。
今のままでは、「おまえの面（つら）なんざ二度と見たかねえやい」（２ndシリーズの112話から。この山田さんの声の響きがまた絶品で）というあの台詞などはとても期待できないでしょう。

声の出演者を一新すべきだ、という投稿も公式サイトにはあったようですが。
私は全員を代えるべきだとまでは思っていません。ただ、今のままでは、栗貫さんととその他の声優陣とのレベルの差が歴然としたまま一向に埋まらないのでは、という気がしてます。

ただ、声優さんを代えるにしても、前向きな理由でないとね。「風魔一族」の件では、若いスタッフを入れ、作風を一新させるための前向きな交代劇かと思いきや、モンキーさんがある本でのインタビューで、「当時東京ムービーが大変な状態にあり、いつものレギュラー陣ではギャラが高くて払えない、だから他の方にルパンをやっていただきたいので、原作者の了解を得たい、との話があった」と説明されていました。
こういう後ろ向きな理由ではね。ファンは納得しませんよ。やっぱり。

以上、長くてすみませんでした。