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投稿者 ねここ 日時 2000 年 8 月 04 日 21:20:22:
「アクション」連載の山上氏にせよ、最近のTVSPにせよ
何でルパンの絵柄を今風というか、いわゆる「アニメ絵」に
してしまうのか？ モンキー・パンチさんの絵を基とする
キャラクターには今日的な魅力がないのか？
でも、だったら最近の静かな（かな？）ルパン人気
（フィギュアも人気だからキャラクター人気でもあるわな）
は説明できないよね。
一つ思い当たるのは・・・
ことアニメーションに限って言えば、パイロット〜パート３
までのルパンのキャラクターデザインって、実は大変技術を
要する絵ではあるのだよね。
パイロット版〜ファーストの絵（芝山努さんと大塚康夫さん）
は、アニメーションにするため最小限必要な線だけを選んで
あるけれど、所謂「動かしたときに、人物の骨格が見える」
（いしかわじゅん風表現）旨さがある。
これは人物デッサンを前提にしたものだと思う。
そしてパイロット版のキャラデザをこよなく愛していたらしい
北原さんのパート２、大塚さんとは又違う角度でモンキー・
パンチさんの絵をアニメートして見せた青木さんのパート３
（残念なのは、青木さんの絵はかなり難しくて一寸間違うと
不二子が魅力的にならない、っていう難点があったことか）
とりあえず評価できるのはこのあたりまで。
たぶん今の「アニメ絵」に慣れきった作画・動画屋さんには手が出ないんじゃないだろうか？
だからこそ安易な「アニメ絵・ルパン」が横行してる様に
思えるな。