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まぁ確かに・・・


投稿者 ねここ 日時 1998 年 7 月 30 日 23:03:58:

どうでも良い加減の「スペシャル」では、ありましたなァ(^^;)

(でも、「折角人が作ったものを・・・」的な物言いというのは、
「的外れな批判」と同じ位、製作者に対する侮辱になると思いますよ。
つまんなきゃ「つまんない!」これで良いノダ!)

兎に角脚本は誰がどこをどう見ても「ゴミ!」の部類に入る代物
だと思いますが・・・。流石「アンパンマン」のライター、ラスト前の次元&五エ門の活躍なんか、殆ど「元気百倍アンパンマン!」並みのノリ。
駄菓子菓子、ねここはこうも思うのであります。今回の、全体を
通して(時間的には)殆ど活躍しない次元&五エ門の方が、ここ最近作の彼らなんかより、むしろ魅力的なんではないかと。
ルパンのピンチ!→どこからともなく銃声!or剣戟一閃!なんて
パターンにゃもう飽き飽きなのです。私ゃ。
この(毎度毎度といって良いくらい繰り返される)シークエンスが、いかにルパンというキャラクター、ひいては「ルパン三世」という物語を平板なものにしているか・・・。
ちゃんとした「キャラクター」でなく、「銃」と「剣」という特殊
兵器に貶められた二人の「素晴らしき」相棒の末路。悲しすぎます。
それを考えると、キャラクターの魅力だけでルパンと絡まざるを得ない今回の「足手惑い」二人は普段以上に「立って」見えてしまう。
特に五エ門なんか、旧ルの「世間知らずの坊や」っぽい雰囲気すらほの見えて(尤も声は井上氏なんだが)、ここ最近では出色なのでは!?

あと、演出(名前失念)はまぁまぁ手堅い・・・というか、少なくとも「ルパン三世」の魅力が「判らない」人ではないと思うね。
この程度の脚本でもそこそこに、という感じで。今回ほのかに(うん、本当にほのかに)感じられた「旧ル」のパロディ&テイスト
(「それがし」なんて言う五エ門って久しぶりー)は、恐らく演出
の領域で組み込まれたんじゃないかな。
ちゃんとした脚本で、シリアスタッチの作品を担当すれば
そこそこ「イケる」ひとなんじゃあないかしらん。

「東京」のディティールはちょいと野暮ったかったね。
ルパンの「実証主義」は、絵的な必然−「実写で不可能ことは
やらない」「実写でやりたいがやり難いことをアニメでやる」
−に基づくものであって、「エヴァンゲリオン」なんかの
「ディティール」の為の「ディティール志向」(これはこれで魅力的
なアプローチでは有るが)とは別物、だと思うね。


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