Home > 過去ログ倉庫 > ルパン三世掲示板 過去ログ
投稿者 ねここ 日時 1998 年 3 月 19 日 00:16:46:
やっぱ何回見ても飽きることのないオープニング。
あの素晴らしいパイロットフィルム（ストーリーではなく
キャラクターの魅力と「快楽原則」的な映像の流れで｢ルパン｣に言及した、空前絶後の作品）の凝縮版なのだからそれはまぁ当然ではあるけど。でも実の
ところ、このオープニングは、パイロットにない３つの特徴によって「伝説」となったのだ（都合４回しか
放送されなかったのにもかかわらず）−前田氏とくらべ
よりドライで殺気だった山下氏の曲調、東京ムービー
お得意の「止め絵」（しかしその演出作法は「家なき子」
「ガンバ」「新宝島」などとくらべても異色だ。これらの作品が最後の「キメ」的な絵として「止まる」のに
対し、「ルパン」は動画と止めの目まぐるしい転換−劇画とアニメとの間の「振れ」、「ルパン」が動く
（＝アニメ化）の意義・本質に言及しているようにも見受けられる（殆ど直感的に！！））、そしてＳＥと
BGMの絶妙なブレンドによるテーマ（イントロ（？）のブリッジ〜ガラスを砕き走るベンツの爆音〜
スキャットによるテーマ。各々本来は別々の曲（音）
であり、この曲のコンプリート版は「フィルム」の上にしかない・・・というのがなんとも「らしく」て良いで
はないか）
だから最近の「アクション２」の中で「第一シリーズのオープニングは当時流行の００７風」の一言で片づけられてるのはどうかと思うよ(^ " ^)
さて、殆ど「ルパン」の世界を言及し尽くしたかに見えるこのオープニング終了後、始まったのは・・・
（これはまた別の話(^^;)）